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「少しでもお役に立てればと思いまして・・・着物大好きな方にだけ」 プレゼント

洋服では、味わえない、

  広げる、返す、縫う、たたむ、いとおしむ・・・・

    日本女性にだけ許された、ゆるやかで、贅沢な暮らしの、ひと時。

 

着て楽しむことが、一番の着物のお手入です。

安心して、心豊かな、着物生活を、お過ごしいただきたく、、

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娘さんが、お母さんの帯を締めたいのですけど・・・

お母さんと、おばあさんと3人で、お店に来られました。

 

①お客さまより

お母さんの、お持ちの帯の中に、娘さんが気に入った帯があるという事で、 一番気に入っている帯を持って来られました。

(おばあちゃんが、お母さんのお嫁入りの時、持たせてやった物らしい)

かなり古い物で、着物のお手入れを長い間されていなかったらしく、白地の所にかなりきつい、シミ汚れと、カビが出ていました。

このままでは、見苦しくて、人様の前に締めていけない。何とか、ならないものでしょうか?

 

②店主より

「御着物の手入れ」は技術だけでなく、センス、感性も試される仕事です。

よくみると、確かに、シミ汚れ、カビがひどいでした。

シミ、汚れカビ落としをしても落ちないでしょう。

一応落とすだけ落として、 柄部分は、柄伏せして、バックの白地部分をかなり、濃い色で染めて隠すしかない。

それも色目のでない,無彩色を使わないと、濃くすればする程、 柄の色とけんかして、調和が取れなく恐れがあるので、黒に染める事を勧めました。

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③お客様からの喜びの声

「綺麗に染め上がりましたよ」と、お電話をいただき、お伺いいたしました。

黒に染めるといわれていたので、出来上がりのイメージも浮かばず、

期待と、不安が半々で、お伺いいたしました。

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バックの白地の部分をよく観察すると、かなり高度の技術で織り組織に変化が出るように 高度の加工が施されている。

無彩色の濃い色で染れば柔らかく、高尚な感じに、染め上がる、と思い、この色に染めましたとの事 。

柄部分の、柄伏せは、ぎりぎりの所まで、伏せるのでなく、微妙に淵に遊びを持たせ、 変化を付けた方が、鳥の可愛い表情が出るよう工夫いたしましたとの事 。

この様な説明を受けて、やはり呉服屋さんの感性を持って、着る人のイメージ似合うように 、仕事を進めておられる姿勢に、感心いたしました。

そして感性をものにしてくれるベテランの職人さんが控えておられるから、 こんな素晴らしい仕事が出来るのだなと、改めて夢創庵さんの 、 懐の深さを感じました。

 参考に、同じ色で染めても、高度の技術を用いて色々工夫され、 織られているバックの所と、垂れにあたる、繻子地のような無地の 部分との差がこれだけ歴然と出ています。

ここらの事を先読みして、仕事をされているのだなと改めて感心いたしました。 大満足の出来上がり。大事に使わせていただきたいと思いました。

この帯を締めて、「おばあちゃんが、お母さんに買つてくれた帯がこんなに綺麗に生まれ変わったよ、。大事に使うからネ。ありがとう」と、おばあちゃんに、一番に初めに御礼に行きたいと思います。

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最近、お茶を習い始め、帯、着物が、1点でも数多くほしい。

幸いに、母が色々持っていたものですから、母のものを活かす方法はないものでしょうか?

加工をしてもらいたいたい物が、色々とあるのだけど、との事でしたので、

お持ちの帯、着物の画像をメールで送っていただきました。

写真を前にして、電話でお話しながら、其の中でも、お好きな帯と、着物を絞り込んで行きました。

 

①お客様より

名古屋帯修正250.jpg

黒字の帯を持っていないので、1本は欲しい。

持っている着物のことを考えると、毘沙門亀甲のオレンジの帯は何とかならないでしょうか?

そのような観点から、絞り込んだ帯がこの2本です。

②店主より

いっぺんに手を加えるのでなく、お客様のご要望を、お聞きしながら、優先順位を付け、絞り込んで、1点1点慎重に加工することをお勧めいたしました。

グリーンの帯を、地色を黒に変える事にしました。

伸ばしてみたら、オレンジの花柄がたくさんあり、地色を黒に変えただけでは、花柄が、かえって目をむいて、「地色を変えただけの帯」の感じしか与えず、シャレ感もなく、又茶席などでは、とても調和しないだろうと思いました。

そこで、垂れ、太鼓、前腹の柄のみを活かし、他の花柄は、思いっきって、黒の地色で消しました。

その方がオシャレな感じが表現でき、色んな着物に合わせ易くなり、楽しみの幅が広がると思いました。

写真で見るのと現物を見るのでは、感じが違う場合は、今までも多々ありました。

黒字帯230.jpg

もう1本の毘沙門亀甲の帯は、実物は思いの外、オレンジが強く、おまけに、箔が使用されていた為、非常に鮮やかな色に映りました。

幸いにして、柄に格調があり、柄の大きさもバランスよく調和が取れていて、加工の方法によっては、末永く重宝されるだろうと思いました。

柄を含め、帯全体に色をかける方法もあるのですが、柄部分は、刺繍で表現されていましたので、染めムラになる可能性がありました。

そこで、柄伏せして、地色をかなり濃い、こげ茶色(渋い茶)に染めました。

これも、お客様が 、着物のお手入を、こまめにされ、保管の状態が良かった為、ご期待に沿える仕事が出来ました。

③お客様からの喜びの声

母もビックリ、素晴らし帯に生まれ変わり、娘が自分の帯を締めてくれると言う事で、

とても嬉しいと喜んでくれました。

黒地に生まれ変わった帯を見た時、呉服屋さんだから出来た感性と知恵だなと思いました。

花柄を少なくして、オシャレ感を出て、おかげさまで、合わせられる着物が増えてきました。

花柄を省いてくださったおかげで、加工コストが下がり、思いがけなく安い金額で仕上げていただき感謝しております。お客様の視点に立ってお仕事されているお店だなと強く感じました。

何よりも心強く、嬉しかった事は、息子さんが、お茶をされている為、その知識と経験を基にして、

私のお茶の生活を、先読みしながら、的確に色々なアドバイスを頂きました。

これからも色々と相談したいと思いました。

オレンジ帯230.jpg

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最近あった具体的な事例を紹介、説明いたしましょう。

120年位前の帯のご相談でした。

 

自分が、嫁入り嫁いだ先に、その当時85歳の、伯母さんが居られたそうです。

慣れない嫁ぎ先の環境の中で色々と気遣って下さり、そのお陰で、嫁になれました。

私にとりましては、忘れてはならない伯母さんです。

その伯母さんから「この帯はあんたに上げるね」と頂いたのが、この2本の帯なんだそうです。

「振り返り、ざっと計算しても確実に120年」は過ぎているよね」とサラットお話されました。

「帯は何本あっても欲しい。生地はまだしっかりしているようだから何とかならないかしら」と、相談を受けました。

 

今までの体験経験を総動員して染め替えさせて頂き、上がった帯がこの写真の2本の帯です。

普通でしたら、丸染めの加工方法を選択して仕事を進めるのですが、伯母様とのかかわりを聴いた時、一手間かかりますが 違う技法を得意とする職人さんと打ち合わせし、リフォームメンテナンスの作業を施し、誕生したものです。

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皆さんご覧になっていかがでしょう?

素敵な帯だと思われませんか?何処の呉服屋さんに、何処のデパートに行ったら、こんな素敵な帯が手に入るでしょうか?

 

まさしく、120年の歴史が、かもし出す風格、オーラ。それを引き出し表現してくれる職人の技が、オンリーワンの帯を創りました。

 

それでも気に入っていただけるかどうか心配しながら「恐る恐る」お届けに行きました。

「ありがとう。これで伯母さんが生き返りまた伯母と一緒に生活が出来ます。第一声でした。

そして、納品書を見て こんな安い金額で出来たの!ありがとうね。着物ってすごいね。日本人の歴史と智恵は凄いね。」とつけ加えられました。

 

着物や帯は、この様に使う方が時代時代に応じて、着物リフォーム、メンテナンスを含め、着物のお手入れをしていたら、120年の時を経てもびくともしない存在として生き続けます。

 

お嬢様は、母様が、大事に扱っておられる姿をみておられるので、お母様を偲びながら、それ以上に大事に、ご愛用してくださることでしょう。

タンスの中は、その家の歴史まで宿した染色美術館といえましょう。

着物だからできる、その御家だけの家宝ともいえます。


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綴れ帯は「締めた時、背筋がシャンとして、この緊張感が好き」とファンが多いです。

綴れ帯は、撚りの強い糸を使っていますので、しっかりとした地風が綴れ帯の特徴。

それ故に、糸、織り組織の中まで入り込んだカビはなかなか、厄介です。

思い入れの強い分、ショックも大きかったようです。

非常に珍しい、特殊な技術ですが、ご覧のように、見事に蘇れいました。

この様に、我社は、いろんな職人とのネットワークがあるから出来ることだと思います。


(1)お客様より

主人の母の形見分けで頂いた綴れの袋帯。

いい帯というのはわかっていたけれど、カビやシミがあってとても使えない状態。 

折角の綴れの帯なので使えないだろうかと相談に持ち込みました。

(2)店主より

しっかりとした綴れ帯で、柄が相良刺繍という珍しい袋帯。意匠も素敵で色糸も優しい色目。

残念なことに相良刺繍の柄の部分から、カビが発生したらしく、畳んでしまっている間に、

重なった帯地のほうにカビが移り、全体に広がったったようです。

カビを洗い落とした後、「箔、摺剥がし」という、特殊な技術を用いて

写真のように仕上げました。

優秀な技術を持った職人との、ネットワークの支えがあればこそ、出来た仕事です。

(3)お客様からの喜びの声

伝統工芸を支えいる、日本の職人さん達の技術に、感動いたしました。

夢創庵さんは、この帯の、今日までの歴史、由来。私のライフスタイルを十分お聞きになったうえで、

先々の私の着物生活の中で自信を持って、締められ、活躍する帯になるように心配りして下さいました。  その事がもっと、嬉しく感動いたしました。ありがとうございました。

綴れ加工前230.jpg

よく見ると、 いたる所に、カビが吹き出しているのにお気づきだと思います。

綴袋帯 箔刷りはがし加工230.jpg

卓越した、特殊な技術で、全く新しい帯に生まれ変わりました。皆様も諦めないで、相談して見て下さい。


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