「着物一枚に、帯三本」　、何本あっても欲しい帯

　　　　　ご存知でしたか？着物だけではありません。

　　　　　　　　　色んな加工方法で帯もこんなに楽しい帯に染め替えられます。

ワイワイガヤガヤ、ああでもない、こうでもない。

女同士の気安さで、お客様と楽しく話していると、とんでもない物が生まれ、お客様の自由奔放な発想には、いつも教えられ、気付かせられます。

SMAPの「世界に一つの花」ではないですが、｢そうさ、僕らも世界に一つだけの帯」。

出来あがった物を見ると、着物も帯も一緒になって、喜び一杯、自慢げに歌っているような感じが致します。

• （１）お客様より

着物の好みが変わってきて、小紋や、紬類が好きになってきた。

お洒落着に合わせる帯を持っていない。

新しい帯を買うより、先ず手持ちの帯を活かす方法は無いでしょうか？。

• （２）店主より

お持ちになられた帯、残念ながら、年齢的に無理でしょう。

お持ちのお洒落着、着たいお着物をお聞きしました。

帯でも染め替えが、出来ることを説明いたしました。

お持ちのお洒落着、お召しになりたいお着物に合わせやすい色を一緒に選びました。

諦めるのは、まだ早い 。日本には、素晴らしい、着物のお手入れの伝統技術が残っています。

• (３)お客様からのお喜びの声帯が染め替えできる事をはじめて知りました。

新品の帯が４８４００円で買えた感じ。しかも、思い出まで継承されて、とても感激しました。

早速、秋には、紬に合わせて、おしゃれを楽しみたい。

まだ何本か、タンスの中に染め帯があるので、一つ一つ、染め替えてもらいたいと、思います。

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手描きの帯は、優しいぬくもりがあります。

世の中に一点しかないオリジナル作品。描いた人の人柄まで伝わってくるような気が致します。

・(１)お客様より

自分のために日本画を習っていた叔母が、手描きで描いて創ってくれた染め帯です。

帯の白さと柄の華やかさで、ふだんに気軽に締められないのでどうにかなりませんか？。

・(２)店主より

よほど気に入っておられたのでしょう・・・・、気持ちが伝わって来ます。

保存状態があまり良くない状態。カビによる黄変シミが酷い状態でした。

解いて、汚れを落とせるだけ落としました。

その後、柄巻きボカシの技法で、イメージが壊れないように、柔らかく仕上げました。

「柄巻きボカシの技法」は、日本に伝わる、着物のお手入れの伝統染色技法です。

・(３)お客様からの喜びの声

信じられません。

柄巻きボカシ加工により、全く新しい帯が一本手に入ったような気が致します。

叔母はもう他界しましたが、天国でビックリしてると思います。喜んでくれていると思います。