主人はものづくり（特に大島紬）を得意にしています。

今回、長い間、暖めていた物が織りあがってきました。

私は、愛用する女性の立場から、着回しが利く物を勧めます。

主人は、作る立場から、譲る誇り、譲られた喜びを味わえるものを創りたいようです。

アンテナショップを作り、直接お客様と接するようになってから、

主人は、「楽しめる大島」の要素を取り入れているようです。

私は、特にこの様に、新柄が織り上がってきた時は、小物あわせに夢中になり、幼き頃に返り、ああでもない、こうでもないと、

「着せ替え人形」遊びをしているようで時を忘れて楽しいです。

大島紬（織物）は、シャキッとして、生地がしっかりとしていますので，凛とした、強さがあります。

鹿児島は、織りの帯が多いようですが、この様に、草花調の、柔らかい感じのデザインの染め帯を合わせると、女らしい優しさ出てくるから不思議です。

同じ染め帯ですが、加賀友禅染めの染め帯の性でしょうか？

たぶん使われている色目、柄の格調のせいかもしれませんね、 知性的なエレガントさが伝わってきます。

この様に、同じ染め帯でも、大島の表情が違って見えるjから楽しいです。

織りの着物（大島紬）に同じく織りの袋帯です。重厚さを感じられませんか？

この帯のように、曲線を多用したデザインの帯は、人を跳ね除けるような威圧感を感じさせませんね 。

むしろ、重厚な感じに中に穏やかさを感じます。

織りの着物に、同じ織りの帯。でもこの帯は、名古屋帯です。

柄は、古典の柄ですが、織り込まれて色が、ヨーロピアン調のモダンな色が使われている為、ファッショナブルな、ポップな印象を与え、軽やかな気持ちで、町に出かけたくなるような気になりませんか？

名古屋帯と言う、気軽さもあるからかもしれませんね。

如何だったでしょうか？皆様は、どのようなコーデネイトがお好みですか？

何でも、そうだと思いますが、新しいものを見たときは、胸がときめきます。興奮いたしますよね。

主人のデザインの，初機（一番初めに織りあがった反物の事）は、何回体験しても、

ドキドキした、高揚感があります。

始めのうちは、上記の様に、ほんとに子供に返って、お人形さんの、着せ替えごっこ。

しばらくすると、お客様の顔が浮かんできて、このコーデネイとは、○○さん。△△さんには、この組み合わせ。

あたかも、目の前にお客様がおられるような錯覚で独り言で、お客さんと楽しんでいる姿に、おかしくなる時があります。

やっぱり、着物が好きなんでしょうね。　たぶん、根っから着物が好きだからでしょう。

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